塗装の種類について

塗料には沢山の種類があります。塗料を大きく分けると水系と溶剤系があります。
水系と溶剤系と聞くと、水系より溶剤系の方が耐候性に優れているように思われがちですが、決して正しいわけではありません。水系塗料も溶剤系塗料も塗装する材質により使い分けが必要なのです。最近では、水系で高耐候のものや溶剤系で臭いの少ないもの等様々な塗料が開発されていますので、それぞれの塗料の特徴を簡単にご説明します。

断熱(遮熱)塗料

初期投資コストはかかりますが、塗装後夏涼しく冬暖かい為、ランニングコストを低く抑えることができ経済的かつ環境負荷も低減できる塗料です。

外壁塗料

水系・溶剤系問わず沢山の種類の塗料があります。現在の壁の状況等に合わせて適切な塗料を選ぶ必要があります。

※特に下塗材料を適切に使う必要があります。
下塗り塗料には、シーラー及びプライマー(下地と上塗りを密着させる効果等)、微弾性フィラー(塗膜にわずかな弾性を持たせ下地の歪みに追随及び下地と上塗を密着させる効果)、錆止め(鉄部の錆の発生及び促進を抑制する効果)等の材料があり、上塗りを直に塗るのではなく、下塗りを塗布することにより耐久性を長くするために大変重要な役割をする塗料です。

屋根塗料

溶剤系の塗料を塗る事が多いです。特にカラーベスト等の屋根の塗り替えに適した屋根用塗料がお勧めです。木部には木を保護する透明の材料や、着色して木を保護する塗料等があります。

木部塗料

木部には木を保護する透明の材料や、着色して木を保護する塗料等があります。

鉄部塗料

鉄部は上塗りの耐候性はもちろん重要ですが、特にケレン(現状の劣化塗膜・錆等の除去)

※下塗である(錆止め塗料)の施工が十分に行われていないと耐久性に大きな差が出ます。
下塗り塗料には、シーラー及びプライマー(下地と上塗りを密着させる効果等)、微弾性フィラー(塗膜にわずかな弾性を持たせ下地の歪みに追随及び下地と上塗を密着させる効果)、錆止め(鉄部の錆の発生及び促進を抑制する効果)等の材料があり、上塗りを直に塗るのではなく、下塗りを塗布することにより耐久性を長くするために大変重要な役割をする塗料です。

防水塗料

防水には塗装する防水とシート等を貼る防水と様々な防水方法があります。防水方法により耐用年数はさまざまですし、既設の状況により適用工法も変わります。

特殊塗料

一般的に塗装は吹付塗装又はローラー・ハケ塗り塗装が多いですが、材料によっては、鏝等で模様づけを塗装したり、石目調に仕上げる塗装、クロスの上に塗装、漆喰調に塗装等等さまざまな塗料があります。

 

 

塗料グレード表

塗装工事のご計画には、グレードを参考に塗料をご選定ください。

塗料グレード表